塩崎大臣会見概要

(H29.2.24(金)8:49 ~ 8:56 ぶら下がり) http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000153091.html

 

(記者)

受動喫煙対策についておうかがいします。未だ、自民党内でも慎重派と推進派の妥協点も見つかっていないようでありますし、厚生労働省でもたたき台の詳細な部分は検討中ということですが、今国会での法案提出の期限が迫っている中、目標としては変わらずに今国会の提出ということでしょうか。

(大臣)

受動喫煙の防止を徹底することは、総理が施政方針演説でも明確にされたところであります。

したがって、今国会に法案を提出する方針には何ら変わりはありません。今まで党内では去年、たたき台という形で1回だけ説明しております。

後は、御意見を頂戴するという形になっています。その後の問題点の整理もされつつあるわけでありますから、これは当然、政府のワーキンググループがありますので、そこでお諮りをした上で、改めて正式にきちっとした御説明をする機会を、法案提出もありますから、どこかで設けないといけないだろうと思っています。

正式提案はまだでございましたから、それからの話なので、これはみんなで一緒に考えることです。東京オリンピック・パラリンピックがありますが、それは一つの契機であって、たばこを吸わない方々の健康をどう守るのかということが大事なことであります。

健康増進法の努力義務では不十分であったことは明らかですし、また世界的にも我が国は受動喫煙の防止ということでは最低ランクと位置付けられてしまっていますので、みんなで考えていただきたいと思います。