塩崎大臣会見概要
(H29.3.7(火)8:54 ~ 9:03 ぶら下がり) http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000154217.html
(記者)
受動喫煙防止対策についておうかがいします。今日、自民党のたばこ議連の決起集会がありますが、反対派がいる中で、法案提出の期限が迫る中、どのように理解を求めていくのでしょうか。
(大臣)
私どもの基本的な考え方を、政府のワーキンググループでお示しをしたところで、まだ自民党の部会でも一度も説明していないという段階ですから、じっくりと考え方の説明をしていきます。
2020年のオリンピック・パラリンピック、ラグビーのワールドカップもありますし、海外から4,000万人を目指して、インバウンドの方々に来てもらおうということであります。
WHO(世界保健機関)のランキングでは4ランクの内の最も低いランクであり、日本はきちっとしたおもてなしの心で、海外の方々や、妊娠をしている女性、子ども、がんの患者、ぜんそくの患者の方々を含めて、望まない受動喫煙に遭わないような手立てをどのようにすればいいのかということを一緒に考えていただこうと思っているところでありますので、これから議論をいろいろさせていただこうと思います。
(記者)
受動喫煙の件でおうかがいします。先ほど、大臣は、新しい案についてまだ部会でも一度も説明していないとおっしゃっていましたが、説明すれば反対している議員の理解も得られるとお考えでしょうか。
(大臣)
これは結論を出さないといけないことでありますから、総理も受動喫煙対策は徹底するということを施政方針演説で言っておりますので、受動喫煙対策として徹底した案をどう作っていくかということは、政府与党として決めていかなければいけないことなので、しっかりと議論をして、まとめあげていくことが大事だと思います。