塩崎大臣会見概要
(H29.6.2(金)8:43 ~ 8:48 ぶら下がり) http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000166782.html
(記者)
受動喫煙についてお伺いします。今国会の提出に向けて、タイムリミットは今日だと言われております。現在の進捗状況を教えて下さい。
(大臣)
健康増進法の改正案につきましては、基本的に今国会に提出するという姿勢で臨んでおります。
自民党の皆様方の御理解を得るべくこれまでの党側の御意見を踏まえたうえで再度、修正した案を現在自民党側に提案しているところでございます。
今国会の法案提出に向けて、厚生労働省一丸となって引き続いて努力し、そしてがん患者を含む全国民の健康を守り、かつ世界に恥じないような受動喫煙対策の徹底を行っていくという基本姿勢を守っていきたいと思っております。
(記者)
修正されたということで具体的には飲食店のことでよろしいでしょうか。
(大臣)
それはいろいろでございます。
(記者)
がん対策推進基本計画についてですが、当初、今日出す草案には飲食店での受動喫煙ゼロを数値目標として示すという方針だったということですけれども、それを撤回されたという一部報道がありますけれども、それが事実であるかどうかということと、それが事実であればその理由と、また踏み込んだ数値目標を示すお考えがないのかお聞かせください。
(大臣)
法案との関係もありますし、また議論が続いているわけでありますから何ら結論が出たという事実はまったくありません。
更にこれから議論を重ねていくということであります。また、これは科学の問題でありますから、そこをしっかり踏まえたうえで基本計画を作っていくということで、がんとの闘いに終止符を打つと我々がん対策としてもゲノム医療を中心に今回、おそらく今月中にも一定のまとまった計画を出しますから、それとの関係もこれあり、これからまだ更に、議論を深めていい案を作っていきたいと思います。