東京都 子どもを受動喫煙から守る条例が施行

2018/4/1(日) 23:44配信 tokyoMX https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180401-00010001-tokyomxv-l13

 

 18歳未満の子どもがいる家の部屋の中や自動車の中でたばこを吸わないように求める、東京都の「子どもを受動喫煙から守る条例」が4月1日、施行されました。

 子どもの受動喫煙を防止する条例は小池知事が事実上率いる都民ファーストの会などが議員提案したものです。家庭などの私的空間の喫煙を規制する全国で初めての条例として2017年10月に成立しました。違反した場合の罰則はありません。条例は「子どもは自らの意思で受動喫煙を避けることが困難で保護の必要性が高い」として子どもをたばこの煙から守ることが都民の責務としています。

 また喫煙者は学校周辺の路上や公園で子どもが煙にさらされないよう、努めなければならないとしました。さらに保護者には受動喫煙の防止措置がされていない飲食店や施設などに子どもを立ち入らせないよう求めています。