2019/4/22(月) 19:55配信 東海TV https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190422-00010000-tokai-soci
『たばこ』を巡る規制は年々厳しくなっていますが、路上喫煙だけでなく屋内での喫煙も受動喫煙の面から新たな規制が設けられようとしています。
健康増進法が改正される来年4月からは一定規模以上の飲食店では店内は原則禁煙。紙巻きたばこについては飲食をすることができない「喫煙専用室」でしか吸うことができなくなります。
ただ、加熱式のたばこは例外的に加熱式たばこ喫煙専用室では、吸いながら食事をとることができます。
これは、加熱式たばこについては受動喫煙の影響が科学的に十分確認されていないためですが、法律よりも厳しい規制を取ろうとしているのが愛知県豊橋市です。
■愛知県豊橋市では日本初「紙巻」と「加熱式」に同様の規制
3月新たに「受動喫煙防止条例」を公布し、日本で初めて、加熱式たばこを紙巻きたばこと同じように規制することがポイントです。
一定規模以上の飲食店では、加熱式たばこでも紙巻きたばこと同じように、飲食できない「専用喫煙室」でしか吸うことができません。
豊橋市の担当者は、「加熱式たばこに有害物質が含まれているのは確かで、受動喫煙の影響が検証されていないからといって、受動喫煙を許すのは難しい」としています。
この日本初の加熱式たばこを巡る規制、違反しても今のところ罰則はありませんが、今後規制の強化の動きが広がっていくかもしれません。