「受動喫煙防止条例」制定を盛岡市に要望　盛岡市医師会とＮＰＯ法人　岩手県

岩手県盛岡市医師会などは２４日、「受動喫煙防止条例」の制定を求め、盛岡市の内舘茂市長に要望書を提出しました。

要望書提出に先立ち、盛岡市医師会とＮＰＯ法人の人たち６５人が、盛岡駅から盛岡市役所までの道路わきに捨てられたタバコの吸い殻およそ４０００本を拾い集めました。

このあと、盛岡市医師会の吉田耕太郎会長から内舘茂市長に「受動喫煙防止条例」の制定を求める要望書が手渡されました。

要望では、受動喫煙による健康被害を防ぐための条例制定に向けて、禁煙外来への医療費の助成を制度化することなどを求めています。

内舘市長は「意見を深く受け止め、条例制定については総合的に判断していきたい」と話していました。