配信 テレビ神奈川 https://news.yahoo.co.jp/articles/c730fba15458b32d178af513a1b86206a4e555d0
横浜市が来年の春に、市立公園を全面で禁煙する方針について、市は、この方針に対する市民意見の結果を公表しました。「全面で禁煙を望む」意見が多数を占めています。
市によりますと、2024年4月から5月までに行われた市民意見には、645件が寄せられました。
その内訳では、「公園での全面禁煙を望む」意見が404件と最多で、「美化にもつながり、子どもたちが安心して遊べる環境になる」といった内容が寄せられました。
次いで、「分煙環境の整備を望む」が83件で、「公園周辺での喫煙が増え、ごみなどの問題が発生する」などと指摘しています。
市は、公園条例の禁止行為に「喫煙」を盛り込む条例改正案を9月の市議会に提出する方針で、2025年4月からおよそ2700カ所の市立公園での全面禁煙の開始を目指しています。
山下公園など公園2700カ所、禁煙化 横浜市が条例改正案提出へ
2024年8月30日 7時30分 朝日 https://digital.asahi.com/articles/ASS8Y3R41S8YULOB013M.html
横浜市は来年度から市が管理するすべての公園を禁煙にする方針を固めた。喫煙を禁止行為に盛り込む市公園条例改正案を9月10日開会の市議会に提出する。違反した場合は5万円以下の過料を科す対象になるという。
関係者への取材でわかった。市ではこれまで、横浜駅周辺など8カ所で喫煙禁止地区を設ける一方、市が管理している約2700の公園については看板などで受動喫煙への配慮を求めるのみにとどまっていた。
そこで子どもたちが安心して遊べる環境を確保しようと、公園の禁煙化に向けて検討を進めてきた。昨年度には公園の利用者を対象にアンケートを実施したほか、横浜市を代表する山下公園(中区山下町)や港の見える丘公園(同区山手町)などを終日禁煙にする実証実験をしていた。
今年の4、5月にパブリックコメントを実施したところ、全面禁煙を望む意見が62.6%に達した。一方で「公園周辺での喫煙が増え、ごみなどの問題が発生するおそれがある」などの理由で分煙を求める声もあったという。
※横浜市の公園を禁煙にすること(横浜市公園条例の一部改正)に関する 市民意見募集実施結果について
(全面禁煙を望むご意見が、62.6%)