2019年06月18日 10:30 山形新聞 http://yamagata-np.jp/news/201906/18/kj_2019061800382.php
県は17日、県の行政機関全てで7月1日から敷地内の全面禁煙を実施すると発表した。昨年12月に制定された県受動喫煙防止条例を踏まえた強化対策で、県庁や各総合支庁など出先機関を含めた69施設が対象となる。
改正健康増進法では学校、病院、児童福祉施設、行政機関などが講ずべき対策として「禁煙(屋外に喫煙場所を設置可)」を挙げている。県は、この国の方針より踏み込んだ形で、屋外にも喫煙所を設けない全面禁煙とする方針を決めた。
さらに、対象施設に張り紙をするなどして禁煙を徹底する一方、職員に対しては保健師による禁煙相談にも力を入れていく。県総務厚生課は「望まない受動喫煙が生じないようにしたい」としている。