「私有地でも禁煙」条例案に反対8割…パブコメ公表、「市内全域禁止」も意見割れる

配信  読売 https://news.yahoo.co.jp/articles/1d2067b2ad332be86612b762a32147c2454d4e65 

 大阪市は30日、大阪・関西万博に合わせて市内全域を路上喫煙の禁止地区とする関連条例の改正に向け、8、9月に実施したパブリックコメント(意見公募)の結果を公表した。私有地や私道も禁止地区に指定できるとする規定の新設については、回答の8割が反対意見だった。

 意見公募は8月7日~9月6日に行い、メールなどで延べ545件の意見が寄せられた。このうち、私有地や私道を禁止地区にできる規定の新設については、回答46件のうち賛成が7件、反対が38件だった。

 市内全域を路上喫煙禁止とすることについては、回答199件のうち69件が賛成、27件が喫煙所の整備といった条件付きで賛成で、88件が反対だった。また、私有地などの管理者に路上喫煙防止対策を求める努力義務の新設については、回答92件のうち、賛成13件、反対78件だった。