川崎市内の1200公園「原則禁煙」7月1日から開始

配信 テレビ神奈川 https://news.yahoo.co.jp/articles/71fc510aa34340d95b4cc3066c6b1b6ef13dfe55

 川崎市内の公園では7月1日から、「原則禁煙」がスタートします。市が管理する約1200の都市公園が対象で、全ての公園の入り口には6月末までに『公園内は禁煙です』と書かれた看板が設置されました。

 今後は、「公園巡回指導員」計5人がパトロールを行い、違反者を指導します。

 「禁煙」をめぐって市では去年3月から4月、6つの公園で実証実験を実施。そこで公園の利用者にアンケートを行ったところ禁煙を望む声が多く寄せられ、市は「都市公園条例」の一部を改正し、公園で禁止する行為に「喫煙」を盛りこみました。

 違反した場合の過料は、すでにある「路上喫煙の防止に関する条例」の施行規則と同額の2000円で検討。今年度は「周知期間」として、来年度から過料が適用される方針です。

 一方、常駐管理者がいる等々力緑地(中原区)や生田緑地(多摩区)など18の公園では、「喫煙可能スペース」を設けて分煙するとしています。

 園内の原則禁煙は、相模原市ではおととしから、横浜市ではことし4月からすでに始まっています。