(7)

びっくりして目が覚めたぼくは、お父さんとお母さんが寝ている

部屋のふすまを開けたんだ。

お母さんは、苦しそうにお腹をおさえ、

お父さんは、心配そうに背中をさすっていた。

本当に怪獣が来たんだ!!

ぼくはそう思った。