(3) ミミ 「カエルちゃん、どうしたの?」 カエル 「あれ ミミさん。ミミさんもみてもらいに来たの? ぼくはノドがイガイガしてヘンなんだ、ミミさんは?」 ミミ 「わたしも、同じ。ノドがヘンなの」 カエル 「えッ、ほんと? ここにいる人、みんなノドがヘンなんだってよ」 ミミ 「どうしてかなァ? ふしぎだね。みんな同じようにノドがヘンだなんて…。カエルちゃん、なんだか、おかしいと思わない?」 ……間…… 二人が考えていると、ちょうど順番になったので、クマ先生がカエルちゃんを呼びました。 クマ先生 「カエルちゃん、どうぞ」 ミミ 「はーい」 <ぬきながら > 何かヘンだと思ったミミさんは、カエルちゃんより先に診察室に、飛びこんで行きました。 |