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「なんだ、これは! 毒でまっ黒になっているよ〜!!」

「おーい、助けてくれー。」

「だれの声だ。」

「ぼくだよー、ぼくだよー。」

「声はするけど、どこだろぅ?」

「ここにいるよ〜」

みんなで、ようーく見てみると、気管支くんがいました。

「きみ、気管支くんかい。」

「そうだよ。毒で体中がまっ黒さ。毒が入ってこないように、いっしょけんめい、せきをするんだけど、どんどん上の方から毒が入ってくるんだ。」

「それは、大変だ! きみは病気のようだから、休んでいてくれ。ぼくたちが、毒がなんで入ってくるのか調べてくるから。」

「わかったよ。たのんだよ。」

 肝臓くんと胃袋くん、腸くんは、どんどん上の方へ行きました。そして、口くん、鼻くんに会いました。