青森県深浦町で自動販売機の禁止条例が可決され
本会は以下の礼状を送りました。皆様も是非送ってください。
送り先:fuka-health@net.pref.aomori.jp

青森県深浦町
 平沢町長様
 町議会議長様
 議員の皆様方

 自販機制限の条例制定おめでとうございます。そして,ありがとうございまし

た。わが国における未成年喫煙防止の実効的条例の先鞭に敬意を表し,感
謝申し上げます。
 今後全国に同じような条例が広がるよう私たちも努力を重ねたいと思います。
この条例が実をあげますよう,抜け道のないようなおいっそうのご努力をいた
だけますよう,お願い申し上げます。
 2001.3.12

「たばこ、酒」屋外自販機を禁止…青森・深浦町

 屋外のたばこなどの自動販売機の撤去を求めた全国初の条例案が青森県深浦町
の議会で十二日、賛成多数で可決した。来月一日施行で、町内の屋外に設置された
たばこや酒類、有害図書の自販機は百八十日以内に撤去しなければならなくなる。

 条例の正式名称は「町自動販売機の適正な設置及び管理に関する条例」。青少年
の健康被害の防止と健全育成を目的に、たばこなどの自販機の屋外設置を禁じてい
る。罰則規定はないが、撤去しない設置者には、町長が必要な勧告を行い、正当な
理由がなく従わない場合は、氏名を公表することにしている。

 この条例に対し町たばこ販売協議会の宮本安光会長は、「零細、高齢者の経営が
多く、自販機依存は六割近い。条例には従えない」と反発。一方、たばこ問題情報セ
ンター代表の渡辺文学さんは「世界各国ではたばこ自販機だけでなく、広告も規制が
主流。深浦町には、日本の先駆けとして行動してほしい」と応援している。

 深浦町は世界遺産・白神山地を背に、日本海に面した人口約九千人の港町。屋外
たばこ自販機は三十二台で、町に入るたばこ税は年間約四千五百万円に上る。
(2001年3月12日12:52 読売ネットより)