きんえん山           

 きんえん山

 

  松岡 佐和 ・ 松岡 亜季

   

あるところに、みどりの、

とてもきれいな

お山がありました。

 

おやまは、
たくさんの花が咲いていました。

 

そして、たくさんの動物たちも、住んでいました。

春になりました。
たくさんの人たちが、お花見にやってきました

 


ところが、一人の男の人が、タバコを吸いだしたから、
さあ、たいへん。

 





タバコのけむりで、 あたりは、まっくら。
みんなは、ゴボゴボせきをして、とうとう、

 

 

 


お山は病気になってしまいましたみんなは、 かんかんにおこって言いました。
 
 
『き・ん・
     え・ん』

 



男の人は、びっくりして、タバコを吸うのをやめました。
そして、あわててそうじをはじめました。

みんなも手伝いました。

 

つぎの朝、山はキラキラかがやいていました。ただ一つ、いままでとちがうことは、山の動物たちが「きん えん、きんえん」と鳴き、木や花が
「きんえん」

と咲くようになったことです。


この日から、このお山は、

   『 きんえん山 

と、よばれるようになり

ました。

  

 

 

きんえ                     

おわり

 きんえん山