2022年03月16日14時20分 時事 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031600709&g=int
【コペンハーゲンAFP時事】デンマークのホイニケ保健相は15日、未来の世代をたばこの害から守ろうと、2010年以降に生まれた人にたばこやニコチンを含む製品の販売を禁じる措置を検討中だと発表した。
ホイニケ氏は「10年以降に生まれたすべての人がたばこを吸い始めないことを希望する。必要なら、対象年齢引き上げでこれらの世代への販売を禁じる用意がある」と述べた。
デンマークでは現在、18歳以上でなければたばこや電子たばこを購入できない。保健省によれば、15~29歳の約31%が喫煙者という。
2022.03.20 daily https://www.daily.co.jp/gossip/subculture/2022/03/20/0015149327.shtml
デンマークが2010年以降に誕生した人々へのタバコ販売禁止を検討している。マグヌス・ホイニケ保健大臣は、次世代の喫煙防止を計画しているとして、こう話す。
「我々の願いは2010年以降に生まれた全ての人が喫煙を始めない、ニコチンベースのものを使用しないということです」
「必要となれば、購入可能な年齢を徐々に上げていき、この世代への販売を禁止する準備もあります」
現在デンマークの法律では、18歳以下のタバコ、電子タバコの購入が禁止されているものの、15歳から29歳までの国民の31%が喫煙者だという。
ホイニケ保健大臣は、喫煙は国内でのガンの主な原因であり、毎年1万3000人が亡くなっていることを危惧、今年2008年以降に誕生した人々のタバコ購入を違法化するニュージーランドに続く姿勢を見せている。(BANG
Media International/よろず~ニュース)
参考
・2022.01.28 マレーシア 2005年生以降へのタバコ販売禁止に向け調整(sputnik) 参考2022/2/19
・2021.12.09 14歳以下は一生タバコが買えないように。ニュージーランドで新法案「タバコフリーの未来を作る」(Huffpost)