(1) 大阪市立大学医学部附属病院の禁煙(2004年1月より) 講演へ
大阪市立大学医学部附属病院医事課
佐々木吉哉 氏 |
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(2) 堺市施設における喫煙対策(2004年4月より禁煙,学校は敷地内禁煙)
講演へ
堺市総務局総務部庁舎管理担当課長 吉野 滋 氏 |
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(3) 和歌山県・市町村の学校の敷地内禁煙の経緯(2002年4月より) 講演へ
和歌山県田辺市立田辺第三小学校長
北山 敏和 氏
(元・和歌山県教育委員会) |
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2.受動喫煙防止の大阪府内と全国の現状の概要紹介と今後の課題
NPO法人「子どもに無煙環境を」推進協議会 野上 浩志 講演へ |
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「子どもに無煙環境を」
推進協議会 副会長
大島 明 |
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閉会の挨拶 :
ただ今、ご紹介いただきました大島でございます。
今日は”受動喫煙防止の健康増進法施行一周年の現状”と課題というテーマでイベントが行われ沢山の参加者、それから説得力ある先行事例のご紹介をいただきまして、本当にありがとうございました。
少し、国のほうの動きを申したいと思います。
いまのアピールにもありましたが、WHOのたばこ規制枠組み条約、FCTCと略していますが、これにつきましては、今年の3月10日に日本政府も98番目の国として署名しました。
191の地域とEU合計192がWHOに加盟してるんですが、全会一致で昨年採択をされて、そのあとそれぞれの国が署名をして、署名をしたあと批准をする、批准というのは国会がこれを承認することですが、日本の場合は3月10日に署名をしまして、批准を求めることについては、4月の22日衆議院、5月19日参議院で全会一致で承認をされました。(6月8日に日本政府は批准書を国連に提出した。)
したがって日本のたばこ対策も、FCTCの批准を契機にさらに一段と進むものと思われますが、実は先程の健康増進法と同じように、このFCTCについては国会ではあまりキチンとした議論は行われていないんですね。
国際的な協力というような観点からFCTCは当然であるというくらいのことは、国民の健康を保持増進する上で必要ですが、今日本にあるたばこ事業法との関係はどうなんだとか、FCTCが求めているタバコの警告表示の在り方とか、広告の規制だとかが、財務省が決めている方針で果たして良いのだろうか、と言う事をもっと突っ込んで議論をしなければならない。それ
が、国会で十分には出来なかった。
これは今後の課題だと思います。
国内法の整備とか制度を、あるいは環境を整えていくのは、これから国内の取り組みをするのは、外国の外圧頼りではダメで、我々が進めて行かなくてはならない。
みなさんのお手元にこの関係の冊子があると思いますが、日本の公衆衛生とか、がんセンター、アメリカのジョンズ・ホプキンスの研究者が証拠に基づいて日本のタバコ対策について提言したものであります。
ここにはいろんなことが書かれておりますが、正に今日、和歌山県田辺市の北山先生が仰ったように「研究者は言葉だけや」と、これはどのように実現していくかがこれから問われているわけで、これくらいだったらあまり大したことしなくても、スラスラっと鉛筆なめなめ書けるんじゃないかというご批判は当たり前なんですね。
したがって、研究室に閉じこもって研究者が何かしているということじゃなくて、これから正にタバコの害をよく知る保健医療従事者とか研究者が、タバコ政策を推進させるための取り組みを
、今後していかなくてはならない。
それはタバコ税、タバコ価格のアップとか、自動販売機の問題とか、タバコ広告の問題とか、あるいは警告表示の問題とかいろいろあります。
何よりもそれをするためには、例えば厚生労働省には、タバコ規制を所管する部署も専任の職員もいないんです。タバコ事業法と言って、タバコを産業振興させるための部署が財務省にあるだけという状況です。
これを何とかしなければならないですし、いろんな対策を調整するための機関を、FCTCでも設けなさいと書いてあるんですが、これを果たしてどうしていくかとか
、まだまだするべきことは一杯あります。
このようなことを実現するためには、先程もありましたが、国会議員の先生方あるいは役所に陳情するとか働きかけるとか、メディアに働きかけるとかが重要な課題で、研究者は今後、こういうところにも非常な関心を持って出て行かなければいけないと
、心して取り組みたいと思います。
それから、今日の取り組みに関連してもう一つだけ申すとすれば、今日のイベントの主催は「子どもに無煙環境を」推進協議会でありますけども、共催として大阪府、大阪市が入っているわけです。
特に和歌山県でのご発表、堺市でのご発表については、堺市は非常に先進的な取り組みをされて、ただ、議会のところで問題があるのですが。
今後、今回の共催団体として入っている大阪府、大阪市の庁舎内の全館禁煙とか学校の敷地内禁煙を是非、今日の発表を参考にして実現していただくよう関係者のご努力をお願いしたいと思います。そのことを一つお願いしまして私の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
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3.デジタル紙芝居 「けむりの部屋」 上演 (別室で休憩時間に) 当日の展示作品へ
上演者: 柿本 香苗 (原作者)
コンクール入選作品とグッズ・教材展示紹介
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4.受動喫煙防止の広がりを求めるアピール(採択)
当日の会場風景へ
大阪市会議員・大阪府議会議員・国会議員からのメッセージ
参加者アンケート回答結果
世界禁煙デー・大阪の催しの事業・決算報告
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